60cmのマダイを1.5号で獲る
皆さん。大型魚ねらってますか?
相変わらず、狙ってるランカーハンターです。
先日shimanoTVで「大ちゃん」が大型マダイ釣っていたので、いいなぁーって眺めてました。
このマダイですが、shimano一押しのBASIS ISO 1.5号で獲っています。しかし、よく曲がる竿です。
ここまで曲げて釣りできたら気持ちがいいです。
あと魚が暴れないような気もしますが・・いかがでしょうか?
と、メーカーの宣伝なんてしないで今回の注目したのは!
大ちゃんの竿さばきです。
この平戸では大きな魚がよく掛かるみたいで大ちゃんもここ最近よく通っているようです。
実は、2010年の映像と今年の映像をみて大きな違いを発見したのです。
バラシ連荘の2010の平戸マダイ
2012年にマダイの60cmを上げていますが、2010年に70cmのマダイも上げている大ちゃん。
マダイは大きくなるに連れてはじめの突っ込みや重さが全然違います。このマダイを素直に上げてくることがマダイ釣りでは結構重要なポイントだと私は考えていますが、この素直に上げてくる感覚をつかむのが難しい。
でも竿の出来で簡単に出来てしまうロッドが最近出てきました。
2010年のマダイ釣りと2012年のマダイ釣りを比較してみてください。
ポイントは3つ
- 竿の角度
- 腕の位置
- 竿の位置
この姿勢おしい・・・竿尻がもっとでると竿が曲がります。折れるかもしれんけど(爆笑)
60cmのマダイを獲る竿の角度
魚釣りにおいて「竿」は、自分の腕の延長であり、魚を上手く浮かせる道具であります。
道糸やハリスの強度が強くなったと言っても魚と綱引きをしたら簡単に切れてしまいます。
2010年のマダイ釣りの中で大ちゃんが言ってますが
「なんで切れる?これハリス4号やで・・・なんで??」
切れるような走りをしてますよね。これは、竿の弾力が弱いかも知れません。
当然パワーのあるロッドなんですが、マダイが勢いよく走ったあとのロッドがまっすぐになっています。
この「角度」が一番弱いんです。
この角度にならないテクニックが必要なんでしょう。いくら4号のハリスでも切れちゃいますよね
と思っています。
大型を獲るための姿勢(竿を固定する腕の位置)
これも2010年と2012年を比較してほしいです。
日ごろから大ちゃんはアシスタントの人に指導していますが、
ロッドを持つ腕をシッカリ固定しないと魚を取れません!
それは、どうしても腕が上に上がってしまうんです。強い力でひかれると
海上釣堀ではじめて釣りをする人がよくその姿勢になるのを見てきたので、どうしてもなるんでしょうね
理屈じゃないと思います。
理想的な腕の位置は腰ぐらい。ということは、竿しりは、太ももに当たるぐらいでちょうどいいはずです。
この位置を固定できれば、竿シリが脇に入ることもないでしょう。そして前項で説明した。ロッドの一番弱い角度も防ぐことができると思います。
60cmのマダイを獲る竿の位置
前項・前々項のように竿を扱うために竿は・・・自分の前に持ってこないといけません。
かっこつけて横においてやり取りすると、獲るものも取れません。
そして、この姿勢や位置は普段からやっていないと大物が来たときに出来るはずがありません。
竿のポテンショナルを引き出すために普段から竿を曲げて釣りをする心がけをしてみてください。
竿を曲げるようにするための簡単な方法とは・・・
「竿尻を魚に向ける」
これが出来ていれば、余裕でやり取りが出来ます。最近のロッドは細く・軽く・丈夫になっています。
さらにロッドの粘りも強いようですから、ジワーっと魚が浮く感じを楽しみたいですね。
ちなみに2012年のマダイ釣りで大ちゃんのやっている姿勢はけっこう良い形になっていると思います。こんな姿勢をイメージされるといいかも知れません。
1.5号のロッドでも竿のポテンショナルが高いので道糸2号、ハリス3号でも安心して釣りが出来ますね。
結構、昔の写真ですけどこの姿勢が一番強い。これ以上曲がるとやばい・・・
強いロッド・強いライン・・・・弱いの己の心ではないかな?
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