日和佐のグレ釣り考察

磯釣り

状況を読む力を養うと釣りは楽しくなる

今シーズンのモットーです。状況把握しながら釣りを楽しみたい、ランカーハンター釣友です。
釣れた魚でなく、釣った魚です。もっといえば、魅力ある磯釣りを展開したいと思ってます。

磯データ

2013年11月30日 中潮

徳島 日和佐 磯 2番周り ヨボシちかくのオチ

2013-11-30-010.jpg

独立磯で、地向きは、浅いゴロタ石、沖向きにエグレが左にある。おそらく右側も瀬があるかもしれないが今回、逆光が強く観察できず・・・
左向きに伸びる瀬際がポイント。また、遠投できれば、左100m沖にも瀬があると思われる。

上り潮、下り潮などわからなかった。

磯風景 磯風景 沖合いに見える島が「牟岐大島」あそでもつりしたいです。

グレ狙いのフカセ釣り

今回は、生のオキアミを使ったフカセ釣りでグレをターゲットに釣りをした。

グレ釣りの場合、マキエサで魚を浮かしサシエサをカモフラージュした形で対象魚を釣る。特に、このマキエとサシエの同調がポイントとなる釣りである。

今回使用したサシエサ

  • マルキュー ウルトラハードL
  • ヒロキュー ボイル生L

マキエサの配合

私のマキエサはこだわりがあまりなく、コントロールしやすく、サシエサと同様のものを使うことが多い。

  • マルキュー グレパワーV9
  • マルキュー 遠投フカセTR
  • オキアミ生L 6kg

今回は、配合エサを間違って、徳用を購入してしまい余ってしまいました(汗)

仕掛け

オーソドックスなウキフカセ釣りなので、説明は控えます。

ウキを固定にするのか、半誘導でするのか、全層にするのかはケースバイケースで変えて釣ってみました。このウキはあくまでも目安と仕掛けを思ったようにコントロールするための道具として考えています。

グレ釣りの考察1

グレ
(グレの写真取る時には、背びれを立ててるように輪ゴムやハリスを使いましょう!)

 グレのタナは3ヒロ以内と見極めた

あなたは、グレ釣りのとき、ハリスを何ヒロとりますか?

私は、3ヒロ取ります。ということは、今日の釣りは固定で十分となります。マキエを打つとスズメダイがゆーっくり寄ってきます。そして、そのあとにグレがエサをひろっています。ときには、下からグレが湧き上がってエサをひろっているのが、見えます。(←)

見えるということは、「3ヒロ以内」

固定ウキでハリス分で釣る。
でも、当たりがでない・・・それでは

魚を見ながら釣ることをサイトフィッシングと言いますが、グレ釣りはこのサイトフィッシングができる?はずなのですが、針のついたサシエサは喰わない。これに悩まされます。

  1. サシエの沈み方が針が付いているので違和感がある
  2. オキアミが回転しているから
  3. マキエサから離れているから
  4. 沈むスピードが違うから

が考えられます。そこで、これを一つ一つ解決してみようと思って工夫してみました。

1.違和感のあるエサ
これは、対策はたくさんあるので複合的と考え、4.と一緒に考えてみました。

2.オキアミが回転しているから
オキアミのしっぽを切り、スイベルを利用しました。

3.マキエから離れる
ラインメンディングとラインコントロールを駆使し、サシエを確認できる距離では合わせてみました。どうしても、風で道糸を引っ張るのでガン玉g6を追加して強制的に針側を引っ張るように調整しました。

また、サシエを先行して投入してから、ハリス分引っ張って風下に持っていきます。

4.沈むスピード
針の種類を変える(浅タナグレ7号→深ダナグレ6号)
サシエを変える(生コーティング→生オキアミ→ボイルオキアミ)
ハリスにガン玉追加

今回の当たりは・・・・
針の種類を変えてやること。

おそらく、沈むスピードもよかったかもしれませんが、サシエサのあったエサであったのもよかったと思います。

グレ釣りの考察2

魚の活性が落ちた。グレが見えないときは・・・

あれだけ見えていたエサ取りが全く動かなくなったり、鈍くなったりすると、テンションが下がりますが、状況を確認していきましょう。

  1. 水温が下がった
  2. 青物など大型魚が回ってきた
  3. 潮が止まった
  4. 魚がいない!?

1.水温が下がった
多分1度でもさがれば、状況は悪くなると思います。変化を嫌う魚は深場へと移動してしまします。

2.大型回遊魚が回ってきた
こうなるとエサ取りのような小魚は、磯際から離れません。そして、エサを拾いにいったとしても、回遊魚の存在に気づくとぱっ散ってしまいます。

今回は、この行動はなし。

3.潮が止まった
はじめから、止まっています。

4.魚がいない!?
どうしもないです。磯変わりがいいでしょう。

おそらく、1.と判断しましたが、そうなると、深いタナを狙うしかないんですがこの攻め方を考えてみました。

深タナの攻め方

フカセ釣りで簡単なのは、近くの浅いタナで見ながら釣ること。

実際は、そんな釣り場はなく、サラシの中であったり、潮目の手前、深いタナであったりするわけです。その釣りが難しいと言われる所以は・・・・ズバリ

サシエの動きを把握できないくらい、ウキ、道糸などが邪魔しているためではないでしょうか?そこをどう理解するのかが、フカセ釣りだと思っています。

今回は、深タナなんですが私の場合、2通りで攻めます。

  1. ゆっくりタナを深く探る
  2. 一気にタナを落とす

どちらも利点、欠点がありますがシンプルに考えることができる方が、釣った感じが強いと自負しております。そこで、今回は1.ゆっくりと深く探るを実践。

00負荷のウキにバランサーか口ナマリですこーし過負荷状態で全層沈めを行いました。
これで、当たりがでれば最高だったんですが、底まで落ちるまでにエサがなくなるような状況。さらに、底までエサが残ったとしても、ベラが当たる・・・

完敗でした。

では、2.一気にタナを落とす方法では、どうでしょうか?当日のように潮が効いていない。サラシもない。マキエが真下に落ちる状況では、一気に落とすと仕掛けの角度を保つことができず、逆に目立ったサシエとなり、ふぐなどにやられると思いました。

2段ウキを使った深タナ攻略

2段ウキ

(今回、新たにウキシステムを買ってみました。前から興味はありましたが、使う機会がなかったウキ TWINシステム)

親ウキ(上のウキ)の負荷が軽い。沈めウキ(下のウキ)のマイナス負荷が親ウキよりも大きいシステムです。
一見、過負荷で沈んでしまいそうなシステムなんですが・・・浮きの形状から仕掛けの張りを作るシステムになっています。まだ、十分に使いこなせていませんが、タナを取っても、全層で沈めても面白いシステムではないかと思っています。

ただ、浅いタナの釣りでは使えませんので・・・真鯛、チヌ狙いで多用してみたいと思います。今後の考察に期待してください。

11月末の日和佐のグレ釣り考察 まとめ

  1. 活性があれば、3ヒロの釣り
  2. グレを釣るための角度を付けた釣り
  3. 低活性時には、魚はいない
  4. 深タナの攻略はまだ未熟

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