秋の海上釣堀「必釣パターン」
2017年の釣果と「必釣パターン」を実践した2019の釣果です。
春はどうしても水温が安定しないので、青物に活性を上げてもらう釣果となるので、真鯛の数が伸びません。また、この当初養殖真鯛の高騰がありました。その影響もあったのか?どうかは不明ですが。
秋は、真鯛の活性が上がっているのですが、>モーニングラッシュの手返しだけで精一杯でした。
もう20年通ってますが、一度と同じ状況になったことはなく、ある程度季節のずれはあるもののパターンが見えてきました。年間通じて通って20年で>100回以上のアングラーが教えてくれた必釣パターンを紹介します。
- モーニング
- 放流
- 10時30分
- 納竿間際
上記のタイミングで魚のスイッチが入り、釣果が分かれています。
全てのタイミングで釣れると、入れ食いになってしまいますが、そんな時も昔はありました。最近は、エサの関係かイケスが古くなったためか、シビアな釣りをすることもしばしばです。
時系列で説明をしていきます。
海上釣堀 基本事項
時間帯で釣れている人とそうでない人の大きな違いを私なりに整理しておきます。その基本事項があることが大前提ですねので、確認してみてください。
ウキ釣り
ウキを使った「タナ」をしっかりとる仕掛けであること。
ウキの号数やタナの深さは、状況によって変化しますが、私の基本パターンは2つ。
スタンダード
ウキ 棒ウキ3号負荷
2.5号 クッション鉛(クッションなしでもいいです)
食い渋り用
ウキ 棒ウキ1.5号負荷
1号鉛
喫水ラインになるように重り負荷を調整しておきます。ダンゴエサやササミのように多少おもめのエサでチョンチョンになるようにしておけば、エサ残りがわかるようになってマス。
タナ取り
底ギリで釣れている
10mで釣れている
8mで釣れている
いろんなパターンがあるので、釣れているタナは教えてもらう方がいい!
タナがずれないように、ウキ止めを2つつけることがキモです。
一つは、底のタナに合わせておくこと。もう一つは当たるタナに合わせておくこと
エサのローテーション
このエサで爆釣!
ないことはないですが、「先入観はない方がいい」
これが、私の持論です。このエサだと釣れると思うとアタリの出るタイミングを逃してしまうので
3つか4つくらいをローテーションした方がいい
私のパターン
- ダンゴ系
- ササミ
- 虫餌
- 真鯛イエロー
海上釣堀 必釣パターン「モーニング」
はっきりいうと、エサ、多少のタナズレ、ウキ、脈釣り、なんでもアタリがでます。
高活性の状態であり、その証拠にエサの着いていない金バリに飛びついてきます。
ポイント
確実に取込むこと!
浅い針掛かりでは、外れるかもしれないのでしっかりと食い込ますこと。
プロ目線
「ウキの消し込み方」でタナが浅いか深いか
「魚の動き」で活性の高さ
「取込むまで時間」が速い
海上釣堀 必釣パターン「放流タイム」
必ず、海上釣堀には「放流サービス」があります。このタイミングで魚の活性が変わるので是非釣りたい。
そのために、前述の「基本事項」をおさらいしておこう
そして、できれば連チャンにもって行きたいテク
- タナの設定
- ハリスの太さ
- アタリの出方
- 追い食いの方法
プロ目線
真鯛の釣れているタナに合わす
青物のタナに合わす、プラス誘いを入れる
自分が自信を持って取り込めるハリスの太さ
ウキをひったるようなアタリは、掛かりが浅い。ゆっくりしもるアタリは、飲み込むまで
青物がかかったら、水面でバシャバシャしている後ろにいる次のターゲットをかける
この時、生き餌よりも「いわし」「真鯛イエロー」「キビナゴ」のような目立つ餌で竿で動かしアピールできる餌がいいと思います
海上釣堀 必釣パターン「何故か10時30分」
モーニングがすぎアタリがひと段落して、1時間30分くらいでまた活性が上がることがあります
そのタイミングでタナに餌を入れることが大切です。
「タナ」は、情報から得てください。その他のポイントをプロ目線で紹介
プロ目線
ダンゴエサを切る
ササミで誘う
虫餌で誘う
いわしなどで誘う
その日のパターンで、手返しを早くする
海上釣堀 必釣パターン「納竿間際」
「何故か10時30分」から持続した食いが納竿12時間際でドラマが起きる!この20年間で数度とありました。
それがクエだったり、カンパチだったり、真鯛だったりですが、確実に魚が帰る時間をしっているのか?残った餌を放流することをしっているのか?
空で待機しているかもめやカラスと同じように、活性が上がることがあるので、私は鐘がなるまで諦めません。
プロ目線
この終了間際の集中力。餌のローテーションと誘いをどう使うか
ぽちゃんとつけてるだけの仕掛けには反応しません。
餌の種類も大事ですが、仕掛けが安定していることが最も重要です。
海上釣堀 魚の活性がわかる「魚群リーチ」
今釣れるがわかるのが、海上釣堀。通い続けたアングラーだから言える。このパターン。
20年100回以上海上釣堀を見ているアングラーがお伝えします。
今、釣れるだろうバロメータ
- アタリがでること
- エサがなくなっていること
- ウキが立たないこと
- イケスの小魚の様子が違う
プロ目線
上記の3つは釣りでは常識的なことなので割愛します。
4つ目に注目
朝一に水面近くにいた小魚は、釣りをはじめたあとどうなっていたのか?
モーニング終了後どうなっていたのか?
放流後どうなっていたのか?
アジやいわしの小魚がいれば、その状況を想像できる。
水面近くを上下運動しているのであれば、そのしたに大きな魚が近づいているだろう
水面近くにいたのに、見えなくなっているともっと底のタナにターゲットは移動したか?網の角へ移動したのでは?
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