
シリーズとして、成立するか分かりませんが日本海の鯛ラバをさらに上達するために、他の地方でも鯛ラバしてみよう!まずは、紀淡海峡 加太に行ってきましたよ。
外海との違い「紀淡海峡」
和歌山県加太地域の沿岸 淡路島との海峡があり「紀淡海峡」といいます。

海峡なので潮のとおりが早く、エサも豊富なので魚影の濃い地域です。「遊漁船」「漁船」とも多いと思われます。
いつも日本海で鯛ラバをするときは、船を潮と風にのせる「ドテラ流し」を行っています。
ここでもドテラ流しで行う船もありますが、今回は、潮に対して船を真っすぐ立てる「船をたてた」鯛ラバを経験してきました。
ここの地方の漁師は、ほとんどが船をたてて、潮の流れにいる魚を狙います。遊漁船はいろいろなので、流し方もまちまち。今回のKIXは、立てた方がお客さんにチャンスタイムが長くなるのでと立てているようです。(場所によってはドテラもします)
鯛ラバの動きが違う
さて、「どてら」と「立てる」で鯛ラバはどう違うのでしょうか?
船長に説明して頂きましたが、全くイメージできなかった。6時間。


「どてら」・・・ラインが斜めになりながら、潮が利いているアタリを感じることができる。
「たてる」・・・潮と船が同調ぎみなので引きおもりはそれほど感じない。
大きな違いは、ラインが斜めか縦(バーチカル)か。イメージ的には、真鯛のいる層(タナ)って「水深50メートルで底から3mに反応あります」っていうくらいなので、その幅に鯛ラバを通せば、鯛が反応するはずなんですが・・・
「波動」とか「色」とか「アクション」と「水押し」とかいっぱいいろんなことが言われていますが、要は・・・
真鯛に気付かせて、エサだと思わせて、フッキングすればいいだけ。
あとは、確率の問題と一回のチャンスをものにする技量や道具が必要ですよね。
状況は厳しい・・・水温15度
厳しいですよね。といってましたが、慣れているヒトと引き出しの数が厳しいのか・・・
潮とか水温のせいにはしたくないけど、誰かは釣っているんだからね。
冬型の気圧配置になると「北西」や「西」の風が強く吹きます。そして、気温が下がると水温も下がりやすいのか分かりませんが、ここの魚は瀬戸内の中に移動するのか?太平洋側に移動するのか?居なくなるなんて、漁師さんもおっしゃるようで、その風のあとは落ち着きまで様子見だそうです。
(日本海の東風で御潮が止まるかんじか)
アタリがあるだけ
厳しくても、アタリは数回出ているので、気付かせる部分はなんとかできている。フッキングが出来なかっただけ。だけといえば簡単ですが、セッティングが悪いちゅこと。(引き出しのなさ)
今回の最大のミス(結束が下手くそ)
それだけです。数年前のジギングで今チャンス。このチャンス逃したらって時に、すっぽ抜けたときと同じ!あほー成長しとらんがな!
以上。
アップデートすること
知らない土地で新しい見分を広げることは、私は大好きです。チャレンジすることをやめたら引退するときだと私の師匠は言ってました。ただ釣れるだけじゃなく、より多くの魚を大きな魚をどうやって釣るのかを考えながら釣りをする。明日も同じ状況になるとは限らないから・・・
今回も、素晴らしい環境と時間を作っていただきありがとうございました。
以下にアップデートしたことリスト化しておきます。
- 船長の所作と声掛けが素晴らしい
- 都会の釣り船っておしゃれなとこがあるんだ
- 乗合船のサービスに感激
- シャロ―エリアの鯛ラバって
- 船の流し方
- もっと手軽に船釣りができる
- 3名の乗合さま同じワークマンブーツ
さて、次はいつ行こうかな。
2021年もいろんな方と出会い、いろんな魚に出会い、いろんなことがありましたが今日こうして楽しく釣りができるのも、環境と出会いを大切にしてくれる仲間や家族のおかげです。
今日ある自然とひとに感謝しながら、2022年も挑戦した鯛ラバレッスンを続けます。
全国の船長さん。いつお邪魔するかわかりませんが、その時はよろしくお願いいたします。
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