イカメタル 5th challenge「スタイルにアジャスト」

イカメタル

遊漁船を利用してのイカメタル。私の通うエリアでは、「アンカリング」する場合と「沖流し」の2パターンがあります。それぞれイカ釣りのスタイルは異なりますが、いい釣果が得られる方法です。

今回は、そのスタイルにアジャストできるかchallengeしてみました。

日本海のイカ釣りstyle

  • ポイントでアンカリング
  • 沖の潮にあわせて流し釣り
  • ドテラ流し

が主流です。潮の速さやケンサキイカの居場所によって釣り方を変えると思います。

遊漁船の船長は、「アングラーの釣りやすさ」「お客さんがまんべんなく釣れる」ことを優先してポイント選びや船の向きを調整してくれます(おそらく。。。)そういう遊漁船をえらびましょう。

今の「気象」「波」「風」「アングラーの質」「経験」などを経験上で・・・

私は、沖流しのイカメタルが大好きです。夏の日本海独特のべた凪に風と潮で揺れる船の音を聞きながら、竿を出している。そんな自分に酔いしれる。夕暮れの集魚灯が点灯する前が最高です。

ランカーハンター談

今回は、たまたま一度の釣行で「アンカリング」「沖流し」両方をする機会があったのでその状況に合わせて「アジャスト」できるか。5th challenge stratです。

アンカリング

比較的流れの弱い場所、浅い(25mから60mくらい)水深の場所にケンサキイカが集まっている時期が有効です。アングラーにも水深が浅いことや悪条件が揃わない状態なので釣りやすいと思います。潮の流れがきつくなったり、ベイトが多くなりすぎるとイカの活性も下がり、釣りづらくなることもあります。

沖流し

沖の潮流にシーアンカーで同調させながらケンサキイカを狙う釣り方。潮の流れと船を同調させるこのstyleは、流れの強いときでも船が同調しているので仕掛を重くする必要がなく、釣りやすくなります。夜、集魚灯を点灯してベイトがつくとイカもそのベイトについて回るので、浅いタナでの釣りができるようになります。

但し、沖を流すので同調させるための船の技術とポイントを選択する能力が必要となります。また、潮が2枚潮になったり風が強くなると、釣りづらくなることもあります。

5th challenge method

アンカリングしたときは、底からタナを探るイメージが容易にできると思いますが、イカの釣れているタナの把握も流れが少ないのであれば早い。ただ、60メートルは結構深く、底まで落としてからの釣りでは効率が悪い。では、どうやって攻略するか?

沖流しに変わったとき、どの様に仕掛け変更した方がよいか?同じタナに長い間ステイすると隣の人、またはその向こう側の人とオマツリしてしまいます。そうならないためにも必要なメソッドを今回実践して確認してきましたよ。

水深60mのアンカリング

日没までは、底付近を狙うことが定石。

日没後、集魚灯点灯後になると、ベイトが集まりその周りでケンサキイカが動き出します。そのイメージをもって、その日のタナをアジャストしていきます。

船長からのwight指示は「20号」

まずは、20号でのボトム取りを確認。→次の巻き上げで「25号」に。

途中、潮が早くなるような感じがしたので「40号」に

結局、アタリは数回しかなかったので結果にコミットしませんでしたが、後で考えてみると、風が強くなったタイミングで上潮が滑り餌木のフォールスタイルが変わった。

底取りのスピードに変化が無ければ、エダスを長くして正解だったかも。

  • 40m付近でアタリ
  • 20m付近でアタリ
  • 60m(底)でアタリ
  • アタリは連発しない。

ズバリ、イカの個体が少ない。

こういうときは、長くアピールできるように変更する。理想は、タナをドンピシャに合わせて、シェイクしたいしゃくりあげる方がいいのかもしれないが、イカの個体が少ないので気付いてくれない。手を出さない。その証拠に餌木に触腕で触った個体がない。

アンカリングで個体が少なく、潮の変化がある。

エダスを1mにして、アピール系の強い餌木にして、カウントダウンからのテンションフォール。ロングステイ。

隠しアイテム

今回、試してみたかった餌木。。。黒(なんと、使用前に船の水抜き穴から久美浜沖へ奉納されました・・・滝汗)

70mラインからの沖流し

9時30分を回ったとこで、全員の釣果が良くないので移動を決意。

沖を流すことに・・・

船長の指示は「同じ仕掛でやれる」と思います。

25号でやってみて、なびかない。いいんちゃう。

やっぱり底取りから始める。

ベイトのつき方で攻め方が変わりますが、セオリーは上から攻める方が早い

オモリグでカウントダウンでタナを調整しながらカーブフォールでさぐる。

今回は、深いタナでアタリが連発しましたね。

沖流しのポイント

  1. ロングステイをしない。
  2. 仕掛けの安定重視
  3. 場合によっては、ウエイトは重め
  4. ベイトがしっかりと別れた場合、イカのタナも分かれる。
  5. 上からカウントダウンで攻める。
  6. 船底が意外と盲点。可能であれば、エダスの長さで攻めてみる。

沖流しでやってはいけない

  • なびくような軽さの仕掛け
  • 10秒をこえるようなロングステイ(仕掛けが垂直であれば問題ないが・・)
  • 底取りからのステイ。根掛かりするかも(浅いほうへ移動することもあるため)
  • 乗合では、斜めの遠投は避けましょう。

今回の釣果

ケンサキイカ 17杯

きれいに並べたい

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